【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



なんか思い出した、子供のころの妙な友達。

自分、両親共働きで鍵っ子。

とは言っても託児所みたいな所で遊んで帰って、
家で一人でいるのは一時間も無い。

んで、その一時間がその『ともだち』との交流の時間。

うちに何故だか有った腹話術用の人形なんだが、
そいつは何故か妙にお洒落で、
子供心に美形な15歳ぐらいの顔の人形だった。

どうやら両親が古道具屋で惚れて買ってきたらしいんだが…
そいつはすごいお喋りだった。

いっつも和室のタンスの上に置いてあったんだが、
さすがに自立は出来ないらしく、
俺が来るとクイっと足を組んで、組んだ上に両手を置く。

超気取り屋。超キザっぽかった。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



夕立で思い出した話です。

小5くらいのとき、
校庭で体育やってたときにすごい夕立が来たんで、
みんなで体育館に避難したんです。

で、もう自由に遊んでいいってことになったんで、
私は友人2人と体育館の2階(観客席みたいになってた)に上がって、
窓から外を見ていました。

学校は高台にあったので、
そこからは下の町が一望できたんですが、
ふと見ると、大雨の中なのにやたら人が外に出てるんです。

夕立から逃げているようなわけでもなく、
立っていたりノロノロ歩いていたり。

そもそも田舎なので、
普段からそんなに人はいません。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



ある夜、ふと気配を感じ目が覚めた。

天井近くに白くぼんやり光ものが浮かんでいた。

目を凝らして見てみると、
白い顔をした女の頭だけがぷかぷか浮いていた。

ぎょっとして、
体を起こそうとするが動かない。

目を閉じたくても何故だか閉じることができない。

冬だというのに脂汗が滲んできた。

その女は無表情のまま目だけを動かして、
部屋をきょろきょろ眺めていた。

こっちを見てないのが救いだった。

固まったままどうすることもできず女を見つめていると、
急にこっちを見てつぶやいた。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ