【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



私が病気で入院中に体験した事件をお話します。

当時、私が居たのは『無菌室』という部屋です。

6畳程の広さの個室で、
トイレや簡易シャワーが壁に取り付けられた、
『綺麗な牢屋』といった印象の所です。
(悪い例えですね。病院の方、ごめんなさい)

細菌の進入を防ぐ為、
医師や看護婦であっても殆ど入室する事が無く、
面会者との会話もインターホンで行うと言う孤独な場所でした。

患者は1日中一人で過ごさねばならず、
出来る事と言えばテレビを観たり、
本(ガス滅菌済み)や「逢魔が時物語」を読んだりするだけです。

部屋の東側の壁には大きな窓があり、
夜になると美しい都会の夜景が楽しめます。

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転勤して家を1年ほど空けていた間に、
何かが棲みついたのでしょうか。

家に戻ってから、
なんとなく部屋の空気が違う気がしました。

リビングのドアがガラス越しにフラッシュを炊いたように光ったり、
誰もいない部屋から壁を叩かれる音がしたりと、
細かいヘンなことが続いていたため、
魔除の意味もこめて犬を飼うことにしました。

階下のリビングに犬を置いたせいか、
一階では何も起こらなくなりました。

ところが、この犬、
玄関から奥の階段付近には絶対行きません。

無理に引っ張っていこうとすると、
ものすごく抵抗するんです。

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友人から聞いた、そのまた友人の話。
(ご本人から文章を頂きましたが、長いのではしょります)

Sさんの村では重病人が出ると、
村人が寄り合って(寄り合い=集まること)
夜、神社にお参りし回復祈願をするという風習がある。

10年近くも前の真冬の出来事。

村人の一人が手術を受けることとなり、
その晩、村でお宮参りをすることとなった。

その日、仕事で遅くなったSさんが、
最終バスで村に帰り着いた頃には、
辺りはすでに真っ暗になっていた。

家に向かって歩き始めたSさんは、
通りの向こうから20~30人位の集団が
こちらに向かって近付いて来るのに気がついた。

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