【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



俺の爺ちゃんの話。

爺ちゃんは物心付く頃には船に乗ってたという、
生粋の漁師だった。

長年海で暮らしてきた爺ちゃんは、
海の素晴らしさ、
それと同じくらいの怖さを、よく寝物語に語ってくれた。

中には

「大鮫と七日七晩戦い続けた」

とか、

「竜巻に船ごと巻き上げられた」

などの、
突拍子もないエピソードもあったりしたが、
幼い俺には、酒の入った赤ら顔でトンデモ武勇伝を語る、そんな爺ちゃんが、
漫画やアニメのヒーローなんかよりも、ずっと格好良く思えた。

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俺の知り合いが瀬戸内海をフェリーで旅してた時に、
転落事故があったらしい。

もう夜だったんだけど、
たまたま甲板にいた客が目撃してて船員に通報。

船はすぐに停止して(といっても、数キロは行き過ぎた後だったらしい)、
サーチライトをつけて転落した人を探索。

客も甲板にいっぱい出てきて大騒ぎになったらしい。

で、運良く波間に浮かぶ人を発見したんだけど、
救助のための装備なんてないので、
海上保安庁の船が到着するまでは、
サーチライトで照らすしかないらしい。

なかなか保安庁の船が来なくて、
1時間近くその場に停泊して照らし続けてたらしいけど、
サーチライトがずれて見失ってしまった。

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母の実家は資産家なんだが、
ある言い伝えがあった。

ある男が悪い神様に

「金持ちにしてほしい」

と毎日毎日お願いした。

ある日、その神様が

「子供と引き換えにするなら金持ちにしてやる」

と答えてくれた。

その時結婚すらしていなかった男は
二つ返事で引き受けた。

その後、
男はとんとん拍子に金持ちになった。

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