【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



日々の疲労を抱えたまま揺られる通勤電車。

突然の急ブレーキ。

乗車率200%超の車両内は将棋倒し寸前。

人身事故を告げる車掌のアナウンスに混ざり、
至るところで交わされる

「痛い」
「すみません」
「大丈夫ですか?」

の声、声。

不意に、
気弱そうな青年の声。

「迷惑掛けてすみません・・」

耳ではなく
頭の中で反響するかのような不思議な感覚。

運転再開。

また変わり映えのない日々が始まる。

得意先からのクレーム電話。

先方の怒声が耳に響く・・。

「迷惑かけてすみません・・」

同時に頭の中で反響する。

自分自身の心の声か・・。

翌日。

幹部からの呼び出し。

「君の部隊の成績は・・」

役員の怒声が耳に響く・・。

「迷惑かけてすみません・・」

同時に頭の中で反響する。

また、自分自身の心の声か・・。

自宅。妻の声。

「あなたはいつも仕事ばかり・・」

寛げるはずの家庭でも怒声が耳に響く・・。

「迷惑かけてすみません・・」

同時に頭の中で反響する。

また、また、自分・・・

もう何度同じことが繰り返された?

お得意先の方々、
会社幹部の方々、
妻よ・・

もう疲れた。

「迷惑掛けてすみません」

「迷惑かけてすみません」

今、ホームの最前列に立つ。

「迷惑掛けてすみません・・・」

さようなら。
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小学生の頃の話だ

札幌のとある古い町に住んでいた頃
ガキ共の間ではたまり場となっていた公園があった

その公園は河川敷にあり、
ちょうえい橋という古い橋がかかっていた

その橋は人は渡れるが
専用歩道がない橋で子供が渡るのはとても危なく
渡らないようにとよく親に言われていた

しちゃいけないことをするのが子供ということで
俺たち悪ガキ共はその橋をよく渡っていた

その橋を渡るともうひとつの公園があり、
ここも川の向こうの地域の街のガキ共のたまり場となっていた

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ある男性がヨットを借りて、
バルト海の沿岸部を一人で
クルージングしている時のこと。

携帯電話に、
差出人不明のメールが届いた。

それは、英語で書かれていたが、
ローマ字読みの日本語らしい単語が含まれていた。

「私、乙女ララ。
今、あなたから140km離れた海上にいるの」

これを見て彼は、
リカちゃん電話やメリーさんの電話などの、
都市伝説を模倣したイタズラだと思った。

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