同じバイトの子から聞いた話。
あるお盆の時期、
その子(Aちゃん)の家に派出所から電話がかかってきた。
『お祖母さんが迷子になって、
Aさんの家へ帰れないでいるので、
派出所まで迎えに来てほしい』
とのことだった。
Aちゃんはびっくりした。
お祖母さんは去年亡くなっていたからだ。
家族にその事をつげると、
皆びっくりしていた。
そして迎え火を焚いてなかったことに気付き、
慌てて迎え火を焚いた。
派出所に電話をすると、
『帰り道を思い出したようで、
一人で帰られましたよ』
との事だった。
それ以来、Aちゃんの家では、
お盆時期の迎え火送り火は必ずやるようになった。
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コメント
コメント一覧 (8)
「あ!お迎え火焚いて無いや!」で、慌てて焚く...
電話の内容を不審がるのではなくて、お迎え火を焚いちゃう?
何だか微笑ましいお話ですね!
自分なら迎えに行って帰り道はずっとお喋りする。
わからないときは警官に聞くのは確かだね。
おばあさんと会えたかな。