高校で独り暮らししてた時の話だけど、
寺のせがれの同級生ん家に遊び行って
ソイツの部屋で夜遅くまでだべりながら遊んでたんだよね。

丁度夏真っ盛りで
俺は熱闘甲子園をテレビで見てたんだけど、
いつの間にか友達後ろのベッドで寝ちゃってて、

『俺もまぁ適当に寝て朝帰ろうかな...』

なんて思ってテレビ消して
うつむきながらボーとしてたんだけど.....

ふと顔をあげて映り込んで来た
テレビのブラウン管に絶句した。

ブラウン管越しにはっきりと、
俺の首もとに銃剣を突き立てる若い軍服姿の男。

ブラウン管越しに俺の目を見てる。

カッと目を見開いて
明らかな怒りの表情を見せているのが解った。

あまりに恐怖した俺は
声も上げられず.....

再びテレビを付けて見ました。

【意味怖】意味がわかると怖い話の最新記事