怖いというより不思議な話なんだけど
人によっては怖いかも。

私は小さい頃から時間軸が曖昧で、
記憶も曖昧でした。

どういうことかというと、
未来がめちゃめちゃ見えてる人だったのです。

それは夢であったり、
幻であったり様々なんですが
先に景色が見えてしまう。

そして、
それの意味は自分で読み解くしかなく
その見せられる未来自体にも
意味があったり無かったりでした。

具体的にいえば、
例えば家族で車に乗って
小学校の前を通った時でした。

私はもう中学に上がっていました。

小学校は私が通っていた時と全く違う校舎に作り替えられて
見る影もない状態でした。

なのに私はそれを見て

「懐かしい!」

と言ってしまい、
家族に笑われました。

けれど、
ずっと前に見ている私にとっては懐かしいのです。

また、見えたその動画が、
いつ現実として出てくるのか解らないので
あんな前に見た物が今頃!?というときもありました。

例えば中学ぐらいに見たものが
21歳頃に出会ったこともありました。

最近怖いのが、
そういった未来が見えなくなってきたのです。

昔見た映像で、
今の年齢より先の映像しかもう手掛かりが無くて
先が分からない人生って何だか怖いなと、
最近は思う次第です。

普通の人ってこんな不安になって生きているのかなって・・。

少し怖い未来として
私が長生きをすることは知っているのですが
何というか、具体的な映像が出てきてくれないっていう意味を考えるに、
将来的に失明してたり、
脳死だったりするのかなって思うとちょっと怖いです。

子供の頃、
何度も未来が見える事は妄想や夢であって欲しいと思い、
あるとき試してみたんです。

そして予知と現実の時間が同じになったある時に
この先を曲がれば~~が手に入るという内容を知っていたので
本来なら絶対いかない場所に行ってみました。

すると、ちゃんと、見たとおりの物が
そこに落ちていて
いまだにそれは、手元にあります。

証拠が取れてしまった以上、
信じないわけにはいかないか・・・。

と、諦めて未来を受け入れています。

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