母方の家系は皆無口な性質で、
祖父母から孫に至るまでボーっとしていて、
世間の荒波で生きていけるのか不安になる人たちばかり。

だけど異様なのは、
学歴だけは日本の最高学府に入る、
入学時は医学部だが、
卒業時には文学部に変更しているのも共通している。

卒業後はろくな仕事に就かず、
皆ボロをまとってボロ家に住み、
ボーっとした人生を送っている。

聞くところによると、
先祖は医者で、
お金を取らず診療していたらしい。

貧乏癖が代々受け継がれている。

父方も江戸時代から御殿医で、
最高学府を創立したメンバーの家系だけど、
やっぱり何故か貧乏。

ボロは着てても心は錦。

霊感はないが、見える人によると、
先祖の意識が大量に流れ込んで同化してるとの事。

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