身に起きた変な話をしていくわ

4歳か5歳くらいの話なんだが
1日だけ記憶がない

一度朝起きてから二度寝したら1日時間が進んでた

怖くなって親に聞いても
その日なにをしてたか教えてくれなかったし
子供ながら怖くて未だに覚えてる

6年くらい前高校生の時の話。

夏の夜の2時頃に鼻血を出して起きた

つっぺ(鼻血出た時に入れる栓)を付けながら寝れないから
鼻血が止まるまで待ってから寝ようとした時
外から子供の笑い声と複数人が庭を走る音が聞こえた

子供の笑い声は1人だけなんだが
走り回る音は2~3人

人数は定かではないのと
なぜ庭だとわかったのかと言うと
実家の庭は誰も手入れをしていなく
雑草が生い茂ってるから
走ったりすると必ずそれらしい音がする

また次の日も同じ時間に鼻血を出して目を覚まして
外からは笑い声と走る音

こんな日が2日続いて
鼻血を出すことはなくなったけど
走る音は夏には必ず聞こえる


ちょうど同じ時期
おれの部屋には物置があって
そこには使わない教科書とかクリスマスツリーとか
雛人形とか色々置いてある

ただ掃除はしていなく
いつ入っても肌寒くてカビ臭い

そんなある日
勉強のため昔の教科書を使おうと
夜の1時にそこを開けた

人間の本能か何かに拒絶したのか
開けた瞬間に全身に風を感じて
鳥肌がブワーッと立った。

幸い教科書は扉の近くにあったから
すぐさま扉を閉めて事なきを得たけど
夜寝る時そこだけ真っ暗に見える

余談だが隣には姉の部屋があり
姉から

「ギター弾いてた?」

と聞かれなぜか聞いたら
夜にポーンポーンとおれの部屋からギターの音がしたらしい

ギターは物置に置いてある


大学に入り
一人暮らしを始めた

実際にその部屋に住み始めて5年目になる

おかしいことが起こったのは2年目から

2年目はそこまで変ではない

物がたまに落ちるのと
お風呂の戸をバン!と叩く音がなっただけ

3~4年目がやばい

夏頃まず女友達が
夏休み中だからと2週間泊まりに来た

冷蔵庫の上に電子レンジがあり
その上にオーブンを置いてあり
電子レンジの上の空いてるところにペットボトルを置いていた

その子が泊まりにくるまで落ちなかったペットボトルが急に落ちた。

それも横ではなく縦に落ちた。

2年目からよく物が落ちる場所がこの冷蔵庫

それから変なことが加速した

まず友達が夜寝てたら足を冷たい何かに触れる

おれと友達が昼寝してたら
なぜかおれだけ金縛りに合う
(狭くておれは寝れそうになかった)

そして一人の時
暇すぎて昼寝しようとしたらまた金縛り。

その時はか細い女の声で

「なんで別れたの?」

と言われた

金縛りについては
起こる前に必ず頭の中に自然と
踏切の2つと死のイメージが流れ
全身に重力を感じ歯を食いしばれずにはいられないような状態

そして2週間が経ち
悲しい1人の生活の逆戻りしてから
ある夢を2週間近く見た

その夢とは自分のベッドの上で起きる。

足元から首のない上半身だけの
青白い発光しているような靄がかかってるようなやつが
徐々に顔に近づいてくる夢

初めは腰まで上がって来なかったやつが
腰、お腹、胸と徐々に近づいて来て
最後の三日間は首であろうところに
出来物のようなコブがあることに気づいた。

そこからずっとコブがなんなのか気になって
仕方なくコブから目を離せない。

そして最後コブが顔の近くにやってくる。

いつも6時にこの夢を見て起こされ
正直疲れが溜まっていたからコブにかじりついた。

そして目を覚ましてから
この夢を見ることはなくなった

急に部屋が生臭くなったり
逆に線香の匂いになったり
友達が泊まりに来るとお風呂場が怖いとか
玄関に人影を見ただの
なぜか心霊スポットのように扱われているにも関わらず
友達がよく来る

昔幽霊が見えて今は見えなくなったけど
感じると言っていた友達が家に来て
その友達が遭遇した心霊体験を聞いていた時

「あっやばい。いる。きた」

と言い、
おれはどこ?と聞いたら友達が

「あそこ。あっち」

と冷蔵庫の近くだと怯えながら教えてくれた

おれの部屋で起きたことは一度も伝えていない

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