ある大学のコンパの席上でUFOの話題が出たときに
一人の男が

「自分はUFOを呼べる」

といいだした

「うっそで~」

と声が挙がると何人かが

「ホントだよ」

「この前見せてもらったもの」

との事

面白いから呼んでもらおうと言う話になり
後日、夜中に海岸に集まって花火などをしながらチャレンジ

事前に

「来ないこともあるよ、半々」

とか言っていたので
まぁそんなものだろう、
とみんなもそれほど追求したりはしなかった。

各局UFOは現れなかったので解散

ところがそれぞれ車に乗って別方向に分かれたところで
頭上にUFOの編隊

内一個が急降下して来て山の向こうに消えた

その山の向こうは「UFOが呼べる」という彼が
運転する車が向かった道の有る方向

Uターンしてそちらに行ってみると
彼の車が道路脇の林に突っ込んで停車している

車内に彼の姿は無く、
同乗していた女の子が半狂乱になって泣きわめいていた

車の屋根の塗装は白っぽく日焼けしたように変色しており
電装系も使い物にならない状態だったという

そのまま彼は行方不明になってしまい、
女の子は実家から迎えが来てそのまま音信不通になってしまったそうです

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