この話は俺の友人Aの家で実際に起こった実話です。
10年近く前の話ですが、
ある夜Aが寝ていると急に金縛りにあいます。
次の日の朝Aがそのことを伝えると、
その兄も同じ時間頃にやはり金縛りにあっているのですが、
その時おかしな夢を見たというのです。
「俺の部屋を落ち武者が二人横切り、
その間にぼろぼろの服を着たお姫さまが歩いていた」
そしてこの話を聞いていたAの母も
なんと同じ夢を見ていたそうです。
その時はそのままあの夢は一体なんだったんだろうね、
ということでまとまったのですが、
問題はその後にやってきました。
次の正月を迎え、
一家の記念撮影を撮ろうかということで、
普段はいつも開けっ放しにしているふすまを閉じた時、
今まで見たこともないシミがたくさんそこの壁についているのを発見しました。
まるでどこからか水がたれてきて残った様な跡です。
Aは一体なんだろう?
どこからか雨でも漏れたのかな。
などと考えていたのですが、
その時後ろから母が叫ぶ声がしました。
シミの跡を少し離れたところから見ると
十二単を着たお姫さまが
こちらを覗いている姿がはっきりと分かったそうです。
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コメント
コメント一覧 (7)
イメージとしては大きなおむすび🍙のシルエットだよね。
シミがお姫様に
見えたということかしら
確かに、平安中期の平将門や藤原純友などは武士の先駆けとされていますが、彼らは豪族もしくは無頼の官人と言うべきで、平安時代にはまだ我々が考えるような武士像はありません。
落ち武者と言うなら戦国時代か、早くとも鎌倉時代を考えるのがよろしかろう。
それから、「実際に起こった実話です」。馬から落ちて落馬式の重言ですね。「実際に起こった話です」で充分。国語の勉強も忘れずに。