大人になった今でも
不思議で不思議でしょうがないと思うことがある。
わたしが小学校3年生の時、
同じクラスに加藤君という子がいて、
ドリフターズの加トちゃんの物真似が抜群に上手くて、
クラスの人気者だった。
そして加藤君は、
その日予定されているプロ野球の試合結果を
ピタリと言い当てるのだった。
その加藤君が
2学期の終わり頃に急に転校してしまった。
普通、転校する前に挨拶ぐらいして行くものだが、
ある朝、急に机ごと消えてしまったのだ。
しかもクラスメートも担任の先生も何も言わないのだった。
まるで最初から加藤君なんかいなかったと言わんばかりに。
クラスメートの高田君に加藤君のことを聞いたら、
「加藤?誰それ?お前の妄想なんじゃないの?」
と言われた。
さらに高田君はわたしにこんなことを言ったのである。
「赤井、俺も不思議に思ってたことがあるんだ。
お前ってさ、3年生になってある朝、
急にクラスメートになってたよな?
まるで最初から友達だったかのように…」
今でも加藤君のやってた
「ちょっとだけよ、アンタも好きねぇ~」
の物真似を
はっきりと思い出すことができるのだが…
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コメント
コメント一覧 (8)
赤井君が突然今の時間軸に転移してきたんだと思うよ
会話の意味を全く無視してるけど
高田君が、高田純次さん。
赤井君が、赤井英和さん。
で脳内再生してしまって、ごめんなさい、もはやコントにしか思えなかった〜www
加トちゃんで良いはず。
あ、書き方おかしかったですね。
3人とも、と言う意味で書きましたw
加トちゃん、了解。
米有難うございました(*/ω\*)
5です。
そういう事だったのですね。失礼しました。