これは自分の体験ではないのですが。

私の古くからの友達から聞いた話です。

その友達が数人で妙高にスキーに行ったのです。

学生でお金もなく宿泊費の安さに引かれて
その民宿に決めたそうです。

民宿の目の前がスキー場で
玄関からスキーを履いてコースへ。

そんなロケーションで最初はとても喜んでいたそうです。

しかし初日、夜になると非常に寒い。

目が覚めるほどに。

オーナーにそのことを伝えて、
そしたら火鉢を貸してくれたそうです。

1酸化中毒にならないように窓を少しだけ開いて、
また寝たそうです。

そしたらこんどは外を滑るスキーヤーの滑る音がうるさい。

文句もいえない。

しかし、ふと、、

なんでこんな深夜にスキーしているんだ?

外を見てみると
照明も落とされていてスキーが出来るわけない。

あまり深く考えないで部屋も暖まったし火鉢を消し、
窓を閉め寝たそうです。

そしてまた寒さと外から聞こえる音で目を覚ましました。

こんどは話し声だったらしいです。

ここでさすがにおかしいことに気づいたが
怖くて布団の中から出れなかったらしいです。

しばらくして、こんどは窓を誰かが、たたいてる。

窓を見ると外に誰かが立っている。

ノックしている。

あ、雪カキでもしてたんだ、
と安心して窓を開けてみると誰もいない。

開ける寸前までそこに見えていた人影も。

【意味怖】意味がわかると怖い話の最新記事