たしか高校2年の時だったかな?

冬休み中でよく友達の家に夜中まで遊んでることがよくありました。

ある日いつものように
夜中の3時~4時頃に原付に乗って帰ってたんです。

冬は寒いのでフルフェイスのメットをかぶってたんですけど、
家まであと20mもないT字路で突然耳元で

「キャァァァー!」

と叫ぶ若い女性の声がしたんです。

あまりの声の大きさに驚いて少しバランスを
崩してしまいました。

姿は全く確認できなかったのですが

「もしかして轢いた!?」

と思い家に着いて心配になって歩いて確認しにいくと・・・

そこには誰も居なかったのです。

心配だったので近くを見て回ったのだけどやはり誰も居なく

「近所のテレビ音か?」

と思い、現場の前の家を見たのですが
夜中なだけにどの部屋も明かりがついてるわけもなく・・・

しかたなく家に戻ったのですが

「フルフェイスをかぶってるのに
あんな耳元で叫ばれるような声が聞こえるか?
しかも首にはマフラーを巻いていたから大きな音でも
そこまではっきり聞こえるはずがないのに・・・」

と思い、急に鳥肌が立ちました。

とりあえずビクビクしながら風呂に入ると
急に電気が点いたり消えたり・・・

しかも誰かが後ろに立ってるような気がして・・・

ダッシュで風呂から上がり
外が明るくなるのを待ちました・・・

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