高校生のときに、
部活が夜遅くに終わって
あたりが暗くなったときの帰りに体験した話

その日は自転車で帰ってて、
家までの距離はかなり遠く、
いつも車で送り迎えしてもらってた俺には
正直キツかった。

でまあ、途中で田んぼ道を通るんだが、
そこをハアハア言いながら走っていると、
後ろからキコキコペダルをこぐ音が聞こえてきて

(後ろに誰か走ってるなあ)

と思い、
後ろを振り向いたが誰もいなくて、
あれ?と思ったがあまり気にせず走った。

しかし相変わらず後ろで
自転車のペダルをこぐ音は聞こえてて、
段々近づいてくるのがわかるので、
さすがに気味悪くなり
全力スピードで家まで走った。

そいつに抜かれないように

全力で走ってる最中にも
見えない音は遠ざかる気配もなく
すぐ近くで音がして俺涙目。

そして家につき、
自転車をそのまま玄関の前に倒して
転がるように家に入った。

そのとき家にはばあちゃんがいたが
そのときにはもう寝ていたので
起こさずそのままリビングでじっとしてた。

そのときにも家のまわりをさっきの自転車が走ってて
いい加減にしてくれと思っていたが
10分くらいしたら
自転車はいなくなってほっとした。

まじなんだったんだあれは

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