携帯電話もない俺が若い頃の話だけど、
ストーカーみたいなのから手紙がきたことがある。
最初の手紙。
『大学のキャンパスであなたを見て一目惚れしました
周りの人にいろいろ訊いて
あなたがここに住んでいるのを確認しました
勝手にごめんなさい
大好きです』
二週間後。
『なんで私のことを無視してるんですか?
照れてるんですよね?
私は貴方のことが大好きなのに』
それから三週間後。
『こんなに好きなのに私を無視していいんですか?
キャンパスで会うのが照れくさいなら私から会いに行きます
大好きだから』
で、これが最後の手紙。(消印無し、原文まま)
『今あなたのアパートの前でこの手紙を書いています
あなたに本当の私を見てほしくて来ました
居留守ですか?
郵便ポストから覗いたけど、いるんでしょ?
一緒に私の髪の毛を入れておきますね
好きです好きです好きです好きです好き好き好き好き好き好き好き好き
スキスキスキスキスキスキスキスキスキ』
髪の毛は捨てたが
手紙は何故か今も持ってる。
当然すぐ引越して、
大学から電車で一時間かかるような遠いところに住むことにしたし、
手紙が来てたのは大学四年の終わりで、
卒論も提出済みだからもう行くこともなかったから、
その後手紙もピタリとこなくなった。
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コメント
コメント一覧 (11)
面白くない上に躍動感も全くない話!
何がしたかったんや
貴方に飽きたのでしょうね!
それって、男性のサガですね。
女性なら、速攻ゴミ箱に投げ捨てるよね。
しかし...手紙寄越したのが、女性だとは限らないんじゃ〜ないだろうか!
持ち続けている事で心が 囚われている気がする。
〜で待ってます〜どうして会ってくれないんですか?
二週間くらいしてから、手紙を見てくれましたか?とか電話も来て、
「そんなの来てませんが」とかとかすっとぼけたたらそれきりだった。
中には本物もあるかもしれないが、要注意だ。
ょかったよかった。