6~7年位前ある工場で働いていた時の話。

その時俺は勤務したての試用期間だったんだけど、
工場内での足音&物音は頻繁にあった。

そして上司や先輩などからは

「でるからwそれでやめてったのも一人いっしw」

とか普通に言われてた。

3ヶ月の試用期間中に
足音&物音を聞きまくってた俺は
なんか慣れてきて姿さえ見なけりゃ大丈夫だなとか思ってた。

んで、試用期間も終わって5ヶ月くらいした頃。

雨降ってて、残業中だった俺は
工場にはいる玄関みたいな所で
ダンボールを別の作業場に移す作業をしていた。

んで何気なくダンボールのある所から
玄関みたいなところに行くときに
ドアについてる窓をみた。

そこにはTシャツを着る途中に
頭にひっかかったような
ジャミラみたいな真っ白なモノが
す~っと通りすぎってった。

一瞬固まり、
ゆっくりと上司の所にむかってその事を話したが
とりあってもらえず作業の続きを促された。

俺はおっかなびっくりさっきの作業を続けたが、
その日は何もなく残業を終えた。

それから1週間ぐらいたった時。

その日は機械が動いていないせいか
いつもより物音がすごいように感じた。

でも、それには慣れてたので
調子の悪かった機械を直そうと
普段あんまり行かない屋根裏みたいな部屋に
梯子で登っていった。

カンカンと俺の梯子を上る音にまじって
屋根裏からコンコンっといつもの足音がする。

屋根裏にはもちろん誰もいない。

かまわず登っていって
屋根裏部屋に上がるための四角いフタをずらそうとした時。
さっきまでコンコンだった足音が
急にダンッダンッ!!!に変わった。

そして1/5位までづらしたフタの上に
あきらかに誰かが乗った感触がして
それ以上ずらせなくなった。

やばいやばいやばい!

焦りまくった俺はとりあえず、
何度も梯子を踏み外しそうになりながら
急いで降りた。

降りている間も
フタの上で誰かが飛び跳ねているかのように
ダンダン動いていた。

やっと梯子を降りてふと、もう一度フタをみると
1/5の隙間から逆さまに長いソバージュの髪が垂れ下がっていて
子供のような童顔の顔が鼻のところまで覗かせて
こちらをじっと見つめていた。

それはもう全速力で逃げた。

何回も転んだけど、
とにかく事務所まで逃げた。

それを上司に話したら
おもいっきりまたかよみたいな顔をされた。

当然俺は辞めようと思ったが、
引継ぎの間の1ヶ月間だけは我慢で通勤はした。

けど、その間は絶対に一人で作業はしなかった。

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