これは親戚の話

親戚(男)が新築のマンションに一人暮らしをしていたんです。

この部屋がなんかへん・・・

・窓が少なく異常に暗くじめじめしてる
・裏が川でその向こうがうっそうとした林の神社
・電気が備え付けなのだが暗く、よくチカチカするへんな裸電球
・横の部屋の人が、夜中に部屋を飛び出し翌日引越し

・・・など

昼間に一度留守番をしたが、やたらユニットバスが怖く感じました。

そんな部屋で、親戚が夜遅くまでテレビを見ていたんですけど
ふと、気づくとテレビが消えている。

そして自分は誰かに相づちを打って話を聞いていたそうなんです。

もちろん部屋には誰もいない・・・

静まりかえった部屋には、かすかにキッチンの換気扇の音が響いている。

そんなことが数日続けて起こりました。

とうとう、怖くなり相づちを打つのをやめようとするが、
止まらない、意識ははっきりしてるのに・・・

「これは夢だ!夢に違いない!!起きなければ」

と思ったそのときどこからともなく、
男の太い声で

「夢じゃないよー・・・」

聞こえてきたそうです。

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