第三者の立場からみるとあまり怖くはないかもしれませんが、
僕の体験談を一つ…。

皆さんは「こっくりさん」ってやったことありますか?

僕が小学校の低学年くらいの時に、
学校でこっくりさんが流行った時期がありました。

毎日のように休み時間になると、
クラスの誰かが

「こっくりさんやろうよ!!」

と言い出し、
みんなが集まってくるという光景が見られました。

僕は小心者なので、

「たたりがあったら嫌だな…」

なんて思いながら、
こっくりさんには参加せずにいたんですが、
あまりにみんなが盛り上がっているので、
ある日ついに意を決して、
こっくりさんに参加したんです。

まあ、そのこっくりさん自体は、
特に何かあったというわけでもなく、
怖いことは何もなかったんです。

その日、家に帰って母親に、

「今日、こっくりさんやったんだよ!」

と言いました。

すると母が、ものすごい形相で、

「あんた!そんなこと二度とやっちゃだめよ!!」

と激怒しました。

普段は温厚な母が、
あそこまでムキになって怒ったことに、
幼心にかなりのショックを受けたことを覚えています。

そのあと母が、
怒った理由を話してくれました。

母が当時の私と同じくらいの年頃だった時、
同じように学校でこっくりさんが流行った時期があったそうです。

クラスのみんなが休み時間にわいわいと騒ぎながら
こっくりさんをやっていたそうです。

しかし、私の場合と違うのは、
母と仲の良かった女の子が、
ある時期から精神を病み、
とうとう狂ってしまったそうなんです。

母の話によると、
その女の子の目に、
兄弟と思われる三人の男の子が
四六時中映っているらしいんです。

しかも首だけの…。

その男の子たちは常にニコニコと笑っていて、
その女の子のあとについてくるそうなんです。

その女の子はしばらくして、
精神病院に入ったとのことでした。

その日の夜…、
私はある夢を見ました。

セピア色の風景、昭和初期を思わせる、
純日本風の家々が立並ぶ町並み…。

私は神社の階段らしき場所で遊んでいました。

背後に妙な気配を感じ振り返ると…。

いたんです!!

首だけの男の子が三人!!

ニコニコと私に向かって笑いかけています。

怖くなって走り出したんですが、
三つの首は私から離れませんでした。

真夜中にびっしょりと汗をかいて
目を覚ました自分がいました。

あんな夢を見たのは母の話のせいだと思いますが、
あの時の恐怖は今でも鮮明に思い出せます。

皆さんもいたずらにこっくりさんをやるのはやめたほうがいいかもしれません。

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