最近思い出してゾッとした話。

中学1年生の時。

小学校とか中学校とかで
こっくりさんが流行る時期ってあるよね。

当時私の学校でもこっくりさんブームが来てて、
放課後にこっくりさんをやってた。

よく覚えてないけど、
何かの拍子で途中で1人が手を離してしまった。

こっくりさんは途中で手を離したら呪われる。

驚きと恐怖で、
私含め全員が手を離してしまった。

呪われたらどうしよう!
とJC達はパニック。

とりあえず怖いから早く帰ろうということになった。

私の地元は田舎で山ばかり。

中でも私の家は山の谷間にあって
民家はまばら、田畑ばかり。

家の真向かいの山にはお墓、
その山含め周囲の山は小さい神社とか祠?がいっぱいある。

こっくりさんの呪いに完全にびびっており、
友達と別れてからは
人通りも少ない山沿いの道を走って帰った。

夜、1人で寝るのは怖かったけど
寝つきはいいのであっさり寝られた。

夜中、ふと目が覚めた。

月明かりを頼りに時計を見ると午前2時過ぎ。

丑三つ時に起きてしまった・・・とげんなりする。

と、何か音がすることに気付いた。

その時は夏だったのか窓が開いていて、
どうやら外から聞こえているようだった。

高い音で

コン、コン、コン・・・

なんだろう?と寝惚けながら外を見る。

が、月明かりに照らされた田舎景色に
特に変わった様子はない。

そこでこっくりさんの事を思い出して一気に目が覚める。

これはきっと狐の鳴声だ!

やっぱりこっくりさんに呪われたんだ!

鳴声が聞こえないようにと涙目でそっと窓を閉め、
布団にもぐった。

ここまでが最近思い出した記憶。

なぜかすっかり忘れていた。

当時は呪われたかも、
なんて友達に話して騒いでた気がするけどよく覚えてない。

そんな感じで結構怖かったな~なんて思い出してたんだけど、
改めて考えてみると違和感があった。

当時はこっくりさんの呪いで狐の鳴声だと思い込んでたが、
漫画じゃあるまいしコンコンなんて鳴かないだろう。

何より明らかに声ではなく、音だった。

無機質で高い、
一定間隔で鳴らされる金属音。

十数年越しに辿り着いた真実に背筋が粟立つ。

あの音は、きっと釘を打ち付けている音だった。

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