小学生の時、
親戚7人で遠出して花火を見に行った帰り道の事。
山を一つ越えて帰るんだが、
山の頂上付近に車が差し掛かった時、
辺りに民家も無いはずなのに、
着物を着た女の子がいると車内がざわめきだした。
運転していたおじいちゃんに頼んで叔母さんが車を停めてもらい、何やら話してる。
「トイレに行っている間に
お父さん、お母さん居なくなったって。」
「かわいそうに。探してあげようか。」
「…何処にいるの?その子」
と言うと
「何言ってるの。そこにいるでしょ?」
と従姉妹や叔母さんに言われたがさっぱりわからない。
やり取りを聞いていたおじいちゃんが車をいきなり発進させ、
「ちょっとあの子ほっとく気?」
と抗議する従姉妹や叔母さん。
無視して運転するおじいちゃん。
家について車を見ると無数の手形がついてる。
車体の上とか登らないとつかないような所にも。
後で聞くとおじいちゃんにも女の子は見えなかった。
叔母さん、従姉妹は面倒臭がって置いてった薄情者と
女の子が居ない存在だとは考えられないみたいで
今でも話が凄く食い違う。
ちなみに車の手形は
私とおじいちゃんにしか見えなかった。
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コメント
コメント一覧 (7)
あると思うけど
手形は皆に見えそうな気がする…のは
おばちゃんだけ❔
こりゃぁ参った✋😖✋
それにしても、叔母さんと従姉妹は 、おじいちゃんを薄情者呼ばわりする前に、花火大会後だから 早くても9時〜10時頃の人気のない山の頂上、公衆トイレもないでしょう。
そんな場所で泣きもせず 浴衣じゃなく着物を着た子がいることに不自然さを感じなかったのかな〜☆
この手の話の場合、いくつくらいに見えたかの表記くらいは欲しいなぁ
にしても、手形ベタベタは迷惑だよね。水拭きで落ちるかな?
でもそれだけなんの疑問もなく話せるほど自然な感じの子供の幽霊って珍しいわね