まずは、友人(A君)の話。
10数年前の話ですが、
A君は心霊とか科学的根拠のないものを全く信じない人で、
A君には兄がいて、A君とA君兄と、
それぞれの友人達で某有名心霊スポットに行くことに…
実際、心霊スポットに行っても
何か見たわけでも体験した訳でもなく、
友人達もいたこともあって、
ワイワイしながら帰宅することに。
帰宅するときにA君兄がA君に
A君兄『帰り、競争して帰ろうぜ?』
A君『負けた方が、なんかオゴリって事で。』
って事になり、
心霊スポットから
A君兄は車でA君は単車で帰る事に。
正直、A君は勝ったって思いながら急いで家に帰って、
兄の部屋を見ると、兄はもう着いてて寝てたそうです。
因みに車を停める場所と
単車を停める場所が違うので、
車を確認せずに家に帰ったようです。
A君は負けたと思い、
何をオゴらされるんだろうとか思いながら、
ダッシュで帰宅したので、
風呂に入ることに。
風呂に入って、5分位したとき、
風呂の扉の向こうから、
A君兄『お~い?Aかぁ?
お前、風呂に入っとるんかぁ?
くそっ、俺の負けだな…』
A君、心の中で、
兄貴、喧嘩売ってんのか?
って思ったらしいです。
風呂からあがって、
少しイライラしながら、
A君兄に
A君『兄貴、俺帰ってきた時、
自分の部屋に寝てたじゃん。
喧嘩売ってんの?』
A君兄『?!
俺ちょっと前に帰ってきたし…
部屋にも行ってねぇし』
兄弟で顔を見合わせて、
A君兄の部屋を見ると
当然ながらだれもいなかったそうです。
A君は、
見間違えたんかなぁ?とか言いつつ、
気味が悪かったので、
なんもオゴらんでイイって言ったそうです。
兄弟でも見間違える事ってあるんですかね…
しかも、何と見間違えたんでしょう…
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コメント
コメント一覧 (7)
気がつくと、当たり前のように家の中に入り込んでいる。
タダ飯食いが趣味という奴だから、「奢ってもらえる」と聞いて、先に入り込んだのかもしれない。
でも、本物の兄貴さんが帰ってきたから退散したんだろうね。
次は?
「弟に負けてたまるかぁ〜!」と、兄の意地が飛ばした生き霊かなと思いました。
が、そもそも、お2人とも心霊スポットから直帰しているんですかね?
お友達とワイワイだから、車の兄は、同乗者のお友達がいて、お友達を送り届けたりしていない?
だとしたら、勝負としては、元々成立していないような・・・。
ドッペルゲンガー的な現象は
ここでも数多く報告されているね。
ま、きっとそんなこともあるんでしょう。