俺が高1の時の話。

学校から帰ってきて
バイトまで時間があったので
自分の部屋で寝てた。

ふと気配を感じて目を開けると
腹の前に黒い影みたいなモノがいた。

俺は壁の方を向いて寝てたから、
壁と腹の間にいたと思う。

怖くて目を閉じようとしたんだけど、
なぜか目が離せなくて凝視するしかなかった。

その影は本当に真っ黒で
表情も何もわからないはずなのに、
なぜか赤ちゃん(1歳くらい?)で、
笑ってるのが分かった。

影は笑いながら前に後ろに揺れていて、
しばらくその状態が続いて突然消えた。

安心して起きようと思ったら
今度は真上から強い視線を感じた。

しかもほんの数センチの距離だと思う。

目を数ミリ動かしたら見えそうな恐怖があって
体はおろか目も動かせなかった。

そいつもしばらくして消えたけど、
恐怖ですぐには動けなかった。

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