うちの実家はど田舎なんだが。
近所の古寺の近くにある更地は大昔土葬の墓場だったとか。
言い伝えでは、
新しい死人がでる度に
埋葬した死体の頭を食べに来る化物がいて、
村人はたいそう悩まされていたらしい。
今はただの空き地で荒れ放題に荒れているのだが、
奇妙な話が後を絶たない。
火の玉がゆらゆら揺れていたとか、
血だらけの鎧武者が立っていたとか、
目玉が落ちていて、棒でつついたら消えてしまったとか、
写真を撮ったら一面あったはずのない白玉だらけだったとか、
とにかく色々バリエーションに富んだ体験談がある。
かくいうおれも、
真夜中に信号待ちしていたら
大きな白い布のようなものがふわふわ浮いているのを見たことがある。
怖くなってすぐ逃げた。
俺の友達らはその空き地でタバコをすっていたら、
そのうち二人の携帯に同時に非通知の電話がかかってきて、
出ると女のうめき声と笑い声が重なって聴こえてきたんだと。
二人ともかかってきたのは全く同じ電話。
化物の言い伝えが関係していたとして、
もうそこに遺体が埋葬されることはないのに、
いったいなにしてんだろうな？
しかもデジカメや携帯を介するなんて、
奴さんも文明に対応してるのかな？
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コメント
コメント一覧 (12)
亡骸の頭部好き…… 変わったご趣味で。
怖くないなあ(笑)
過去形で書いてるけど、写真撮影時は何もなかったはずで・・・
だから、あるはずがないという意味ですね。
白い布のようなものがフワフワと……巨大な湯葉だろうか？
なんだ、一反木綿か(ガッカリ)。
お腹がすいたなあ(´・ω・`)
仕事柄、回答が遅くなりました。すんまソン！
「マサル」ですが、私の実家の近所に住んでいたお父さんを４０歳の若さでガンで亡くし現在では農業（米、玉ねぎ、ジャガイモなど）を営む少し色黒の元気一杯の息子（マサル）の幼い頃を題材にしています。
コントの作成手順
１、これまでの自身の失敗や他人の失 敗又は笑えた事などをザックリと文章にします。
２、その内容に見合う人物を決めます。（お母さん、マサル、先輩など）誰にしたら面白いかを決めます。
３、なるべく、現実的になるようにセリフを選びます。
４、一番難しいところで一番大事なところで最後にオチをどうするかを考えて決めます。
余談ですが、現在、仕事の影響により遅れ気味ですがマイペースで行き、いずれ追いつきたいと思っています。
よろしくお願いします。
武人さんの※をいつも楽しく拝見させていただいております。武人さんのリアルな生活感にギャグを交えながらの切り返しなど眼を見張るようなスピードを感じます。つい笑ってしまいます。
またまた余談ですが
私が洒落怖を知って読み始めたのは2014年の11月からです。
（過去の分も最初から読みました。）
これからも洒落怖が続く限り愛読して行こうと思っています。
これから武人さん共々遠慮無くお願いします。
霊界もITが進化しているものと思います。
故人と自由に会話が交わせる日が来るのかもしれませんね。