小学生の頃、
祖父と松茸を採りに山に行った

採れるスポットは裏山を30分ほど登っていくと
山の神様が祭ってある神社があって、そ
こからまた30分位登った所
何本か収穫し、持ってきたお菓子やミカンを食べ、
しばらく山を散策した後帰る事にした

神社まで下り、
もう少しと降りるんだけど一向に麓につかない

ただ下りていけばいいのに
何故かその場で足踏みしている気分になる

時間は15時くらいで木漏れ日が綺麗なんだが
どこか不気味だった

異変に気付いたのか祖父も無言だった

駆け降りようとすると祖父に止められ
もう一度神社まで戻り、
余ってたミカンを備えた

木陰でしばらく休憩し、
もう一度下りると
今度はすんなり入り口までたどり着いた

当時は山の神があまり採っていくなと警告してるんだよ、
と言われ本気でビビり、
山には行かなくなったが不思議な体験だった

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