以前に住んでいたところでの話
子供が産まれてすぐに引っ越した先の家は
2LDKで日当たりもよく雰囲気も最高だった
当然霊など考えも及ばず、
自分も全く信じて居なかった
ある日の日中、
和室の寝室の襖が十センチ程開いていることが妙に気になった
ついさっき干した布団をしまったばかりで、
しっかり閉めたはずだったのに
でも勘違いなんて良くあること、
子育てにばかり気がいってつい中途半端にしてしまった、
と気にせずにいた
それから、
また忘れた頃に同じように襖が十センチ程開いていることが何回かあった
だけど、気のせいにしていた
霊なんて全く信じていないので、
逆に自分が疲れすぎて勘違いが増えたのだと思い、
そのことに不安を感じた
無意識に毎回十センチ程閉め忘れるなんて変だなと
なので、
ある日再び十センチ開いていたのを見つけたとき、
声に出して
「はい、今閉めた、よし、閉めた」
なんて独り言と共に指さし確認をしてしまった
ちょっと恥ずかしいことをしたな、
などとひとりで照れながら子供の元へ向かい、
抱っこして振り返ったら襖が全開していた
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コメント
コメント一覧 (11)
いくら雰囲気の良いお家に越したとは言え、
引っ越しって、肉体的にも精神的にも、かなりストレスですよね?
まして、お産後すぐなら、お産後と引っ越しのWパンチ。
身体的に産後鬱になってもおかしくないし、
慣れない土地での密閉育児による育児ノイローゼになってもおかしくないし。
で、襖が・・・って事だったんじゃないのかなと思いました。
その後はどうなったの?
いっそのこと襖を外しちゃおうか。
襖、危険じゃ。『ユースケサタンマリア』がおる。『ふっすま』。ワシのギャグも話も『く○なげ強し』。取り合えず投げてみりゃええじゃろ。頑張れな。次~🐴🐷
この展開は逆に怖いっっっ