当時つきあっていた彼氏が
古い公団に住んでいて
週末泊まりに行った時の出来事。

その日彼氏が仕事で帰ってこなかったので
先に布団敷いて寝てたんです

そしたら
スッとフスマが空いた…

私は彼氏が帰って来たと思ったのに
そこに居たのは知らない女の人でした

とても憎しみに満ちた顔だったのを
はっきり覚えています。

女は私の布団の上を跨ぐと
いきなり首をしめてきました

すごい力でした

苦しい!息ができない…

がむしゃらにもがこうとしても
金縛りにあっているのか体が全く動きませんでした、

死ぬ!と思った…

気がつくと部屋には私だけで女はいませんでした。

夢だったのか現実に起きたのかはっきりしないまま放心状態

彼氏が帰ってきて
さっきあった事を話すと
入居したての頃
同じ女の霊を見たというのです

同じく首を凄い力でしめられたと。

私はとにかく引っ越してくれと頼みこみ
一年後お金も貯まり、
マンションへ引っ越す事になりました

引っ越し間際
管理人のおばちゃんが話しかけて来ました

「やっぱり出て行っちゃうの?」


「昭和の頃に建った公団では
うちが一番高くてね~(18階建て)
当時飛び降り自殺が多かったし
母子家庭の首吊り自殺まであって…」

その首吊りはこの部屋だったんじゃないですか?
と彼氏が問いつめると管理人さんは
違う!違うと大げさに首をブンブン振っていました。

怪しかった…

その後も怖い事があったのですが
彼氏と別れた途端霊感がさっぱりなくなり
今は何も見なくなりました

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