秋田県で学生だった俺。

夏休み目前の深夜に友達の村上から電話が来た。

俺が住んでたアパートの3階の奴からだった。

村上「おー佐々木(俺)!
なんかよ~みんながよ~
暇だから男鹿プリ行きてんだとよ。
んだから佐々木の車出してくんね?」

俺「ちょうど暇だったから別に良いけど何人?」

村上「7人!」

俺「7人!?無理無理!俺の車5人乗り。」

村上「マジか~じゃー菅原にも車出してもらうわ」

と、いう事で俺の車に村上、長谷川、女2人が乗り、菅原の車に菅原、菅原の彼女が乗ったんだ。

そして深夜の0時頃にアパートを出発。

俺達が目指した男鹿プリとは
秋田県最大級の心霊スポット男鹿プリンスホテルの事である。

大体、1時間くらいかけて男鹿プリに着いたんだ!

男鹿温泉郷に入り
大きな旅館の後ろの崖の上にあったよ男鹿プリは。

俺らは後ろに回り、
林の中から男鹿プリに入った。

でも菅原の彼女が、怖がりで

「取りつかれたら嫌だから私、隆(菅原)と待ってたい。」

と言ったんだ。

菅原も

「わかった。じゃー車で一緒にお前らの事待ってるよ。じゃー」

てな感じで俺達5人が懐中電灯を持って中に突入。

中に入るとやはり何かいそうな雰囲気で
落書きなどもたくさんあった。

俺らは、3階のある部屋に入った。

そしたら今まで笑っていた女の一人が突然

「私、もー帰りたい。」

と言った。

俺が

「なした!今まで楽しんでたのに?」

と聞いたら女が

「何か後ろに気配を感じる」

と言った。

俺らはちょっとヤバいかなと感じつつ
女を連れて最上階に行った。

最上階はもはや…的な雰囲気で
俺らも危険を感じ足早に車に帰った。

車に帰ると菅原と彼女がイチャイチャしてた。

俺が菅原の車のドアをトントンと叩くと
菅原の彼女がビックリしたらしく大声をあげたんだ。

そん時に車にいた菅原が妙な顔をした。

俺は今でも覚えているが、
菅原の顔がマジで何かを見つめているような顔をした。

その後、村上が

「ちょ…帰るべ帰るべ!マジで!」

と言ったんで
俺は菅原にで帰るぞと手で合図した。

菅原の車が先に道路に出て
俺が後ろを付いていく感じ帰った。

帰る途中だった。

ここで村上が呟いた。

村上「な~佐々木。
前走ってる菅原の車の後ろに女乗ってね?」

俺「ん?そう言えば髪の長い女が後ろにいるな!
彼女後ろに乗ったんじゃね?」

村上「あ~そうだな」

でも…次の出来事で俺と村上が凍った。

菅原の車が突然ハザードランプを付けて止まって
彼女は菅原に飲み物を買う為に助手席から出てきた。

そん時に販売機の光ではっきり菅原の車内が見えたが
髪がボサボサの女が黙って彼女の買ってる姿をジーと見てやがった。

村上「な~…じゃああの女って誰だよ!」

俺「知らねーよ!とりあえずお前ら菅原に電話かけろ!」

と後ろに座ってる奴に指示した。

後ろに座ってる奴らは酒飲んでた為、

「ど~し~た?あ~どし~たの?」

と完全に酔っぱらいだった。

こんな感じでやりとりした間に
菅原の車は発車してしまった。

俺は降りて行って教えるのが一番と考えたが、
さすがに怖かった。

そのまま髪の長い女は
黙って座ってる感じだった。

その時だった。

菅原の車がガードレールに接触した。

ここで菅原と彼女が車から降りて来た。

俺は今までの事をすべて菅原に話すと彼女が泣きだして…

ここで菅原が話した。

菅原「実はお前らが男鹿プリから出てきた時に後ろにいたんだよな。女が。
あの女、俺の彼女の事ジーと見てたんだ。」

その後は酔っぱらった奴ら以外みんな静まり帰り、
菅原が

「2人だけで帰るの怖いから酔っぱらった奴らを後ろに乗せて帰る」

と言った。

その1ヶ月後、菅原の彼女が病気で亡くなったと
夏休み中に訃報が入った。

菅原は泣いて泣いて俺らも悲しかった。

やっぱり女の呪いだったのだろうか?

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