【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年07月



ある日A君たちは肝試しをしようと墓場に集まった。

ルールは、墓場の端の大きな木の下に置いてある
小石を取って来るという事と、無事に取ってこれた奴には
取って来れなかった奴が1000円払うという事だけだ。

A君たちが肝試しの順番をゴソゴソと話し合っていたら、
子供を背に背負った女の人が現れた。

A君はその女の人を知っている。

子供を生んですぐに夫と両親を無くし、
仕事も掴めずに貧乏暮らしをしている可哀相な人らしい。

「石取ってきたらお金くれるの?」

女の人は話を聞いていたのかそう言った。

A君たちは女の人の事情をよく知っていたので、
思わず「はい、そうです」と答えた。

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日が落ち渓流釣りを終え、
橋を渡っている最中下の河原を見ると誰かがいる。

よく見ると、顔がのっぺらぼうの白いTシャツの
胸の辺りを真っ赤にした5歳位の男の子が体育座りをしてこっちを見ていた。

「うぉっーー」と叫び、一目散に逃げなんとか車まで到着した。

ふと車の屋根を見ると、何とさっきの男の子が又体育座りをしている。

もう言葉も出ないし、体も動かない。

しかし、なにか声が聞こえる。

「お兄ーちゃん、連れて帰って・・」

と、今にも泣きそうな悲しい声でつぶやいている。

硬直し固まった僕に何度もそうつぶやく。

やがてその男の子は消えた・・

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3年前、俺が高校生のとき、友人から聞いた話。

友人と、その兄夫婦と、姪っ子で山陰の海に遊びに行ったらしい。

海の家とかある海水浴場から少し離れた人の少ない穴場の砂浜に、
その年も行ったそうだ。

泳いでいると、姪っ子(確か6歳くらい)が、

「お兄ちゃーん(友人)こんなとこにおもちゃがあるでー」

とか言うので行ってみると、岩場の影に、花束やジュース、
おもちゃがたくさん供えてあり、
線香の燃えカスなどもあったらしい。

「触ったらダメだよ」

と友人は注意した。

兄夫婦もそれに気がついて、なんだか、
新しいお供え物に、みんな正直気味が悪くなって、
その日は早めに帰宅したそうだ。

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昨日自分が体験した話。

昨日の仕事帰り駅から出ると雨が降っていました。

コンビニで傘を買おうかとも思ったのですが、
走れば10分くらいで家に着くので走って帰ることにしました。

少し狭い歩道を走っていると
前方から白いワンピースを着た女性が歩いてくるのが見えました。

で、このままだとぶつかるな、と思ったので端によけたんです。

しかし、女性も同じ方向に避け始めたので、
イラつきつつも逆側に避けました。

すると、女性も更に同じ方向に向かってきました。

もうこのまま走ってるとぶつかる!と思ったので
女性をやり過ごそうと考え一旦止まった時、
急に女性の歩きかたが、千鳥足のようにフラフラし始めました。

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この前久しぶりに会った地元(秋田)の女の子にあって、
ここで読んだくねくねの話したんだけど、
その女の子も昔同じようなもの見たってびっくりしてた。

その子は今年21才なんだけど、
9才のとき、田舎のおじいちゃんが亡くなったそうで葬式に行ったんだって。

葬式の日はばあちゃん家に泊まって、次の日の昼過ぎごろの帰り道の話。

その帰り道その女の子(以後Sちゃん)はずっと窓の外見てたんだけど、
ふと前の方を見ると遠くの田んぼで白いなにかが揺れてるのが見えた。

Sちゃんは気になってずっと見てたんだけど、
それはやっぱり何か分からなくて、
お母さんに「あれ何?」って聞いてみた。

両親もしばらくそれを見ていて、お父さんが

「かかしが陽炎でゆれて見えるんじゃないの?」

とか言ってたらしい。

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