【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年09月



これは中学2年の時の話。

俺たちのクラスは出し物を決める時期が遅く、
文化祭の前日になっても完全に準備を終えていなかった。

そこで仕方なく、話のわかる若い英語の先生に頼み、
夜学校の戸締まりが終わった後で、
一階トイレの窓だけ鍵を開けておいてくれるように頼んだ。

明け方そこから進入し、
本番までの間に最終準備を済ませてしまう計画だったのだ。

正式な集合時間は5時だったが、俺は自分の仕事が大分残っていたので、
幾人かの友達と3時に教室で会うように約束していた。

しかし、俺は2時半少し前には学校に到着した。

校舎を見上げると灯りが点いていなかったので、
俺が一番乗りなのがわかった。

俺は予定通りトイレの窓から侵入した。

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私が高校生の頃の話

私の家は母がパートに出ていたので11時から夕方まで、
平日の昼間は犬が一匹で留守番をしていた。

ある年、夏休みに入って、
買ったばっかりの食パンやフランスパンが
かじられるという奇怪な事件が相次いだ。

電子レンジの上のかごには
他にバナナ等の果物も乗っているのに、
被害にあうのはなぜかパンだけであった。

母はわたしが部活帰りや深夜に、
つまみ食いしてるのだと思っていたらしい。

「なんで1枚全部食べずに置いておく必要があんねんな。
しかも、なんで袋ごとかじってつまみ食いせなならんねん。」

とばっちりをうけた私は真犯人をつきとめようと、電子レンジの上、
かごに入って乗ってるパンにテグスでドアベルをくくりつけた。

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三年前のちょうど今頃の話。

俺は安くて狭いワンルームマンションで暮らしていた。

隣は国籍不明の外国人。

会社の寮代わりに使われているようで、
住人は時々変わっていたので良く知らない奴だった。

反対側は俺より少し若いくらいの若者が引っ越してきたばかりだった。

ある休みの日に出かけようとドアを開けると、
隣の若いのも扉を開けて出てきた。

偶然じゃなかった。

俺に話したい事があると言った。

「ここ、変じゃないですか?」

「ここって、何処?」

「このマンションなんですけど……」

意味不明だ。

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私にはA子という彼女がいました。

しかし社会人になり仕事が忙しくなると、
デートの時間もなかなかとれず、お互いイライラが募り、
すれ違いばかりで、喧嘩が絶えなくなりました。

ある日、彼女と大喧嘩をし、私は絶縁の言葉を投げかけ別れました。

その晩、変な夢を見たのです。

見知らぬ町を歩いていると、
遠くから麦藁帽子をかぶった少年が自転車で近づいてきました。

そして

「僕はA子の兄だ。妹と別れるなら責任を取れ」

と言うのです。

彼女には生後3ヶ月で亡くなった兄がいたのは知っていました。

私が謝ると、お兄さんが着いて来るように言うので、従いました。

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大学の夏休みを使って友達と男二人で広島旅行に行ったんです。

特に目的も期間も決めないでダラダラ過ごそう、っていう旅行でした。

何で広島にしたかっていうのも特に理由はありませんでした。

でも、行ってはみたものの1日で飽きちゃって、
その日泊まったビジネスホテルでダラーっとしながら
「明日帰ろうか」なんて話してました。

結局、せっかく来たんだしもう少しいよう、という事になって、
次の日レンタカーで車を借りて(広島へは新幹線で行きました)
ドライブをすることにしました。

で、次の日なんですが。

まぁ、本当に目的も何もなかったんで、だらだらと走って
(運転は友人がしました。僕は免許を持っていないので)
途中の不味い定食屋で御飯食べたり、
川でぼんやりしたりと、どうしようもないドライブでした。

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