【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年10月



先週、俺の妹が顔を真っ青にして学校から帰ってきた。

どう見ても様子がおかしかったんで事情を聞いてみると
家の近くに、大きな公園があり
そこはその三日前に変質者が出て妹はそこの近くを通るがいやで、
その日は公園をさけ近くの高層マンションの裏を通っていった。

そのマンションもあまり雰囲気の良くないマンションで
妹も普段はあまり行かないらしいが
とにかくその日はたまたま通っていったらしい。

マンションの前をあるいていると、一台の白い乗用車がとまっていて、
妹がその横を通り過ぎようとした時『クチャクチャ』と
なにかを食べてる様な音がしてなんだろうと思って、
ふとその車を見てみると、
後部座席から窓をあけて小学生ぐらいの男の子が
ガムでも噛んでるかのように口をクチャクチャさせながら
じーっと妹を無表情で見ていた。

妹はこの子きもちわるいと思いその子供からすぐ目をそらし、
前座席を見てみるとその子の両親のような人が二人、
顔を俯かせて何かボソボソと呟いていた。

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20代のとき、バイクでの宿無しの旅にすごいハマってて、
大学の長期休暇のたびに国内のいろんな所で野宿したり
優しい人の家に泊まったりして楽しい旅をしていた。

そういう旅をしていると、

「知らない人に泊めて貰う」

事にすごく鈍感になって、

「カベのある所で寝られりゃドコでもいーや」

位にしか思わなくなっちゃう。
(たぶん同じ事してた人なら共感してくれるはず)

で、とある超田舎で野宿も出来ない所(野猿が出る)に辿り着いてしまい
どうしようかな、と思ってるところに、すごい優しそうなお爺さんが乗った車が
急停止してきて、開口一番

「ウチ、泊まれよ!」

って言ってきた。

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俺が小学三年の時の話。

隣の家にボケた、お婆さんが住んでたんだ。

どのくらいボケてるかというと、うちの家の台所でご飯作ってたり、
座敷に布団ひいて寝ていたり。

田舎だから裏戸はいつも開けている。

それから、しばらくして婆さんは入院したんだが・・

夏休み、いつも楽しみにしていた
「おもいっきりテレビ」の怪奇特集を
その日もドアやカーテンを閉めきり布団を被ってみていた。

俺は一階の裏戸の近くの居間で観ていたんだが
なんか誰か外歩いてるんだよ。

ジャリの音するからね。

すぐ分かる。

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先の選挙特番を見ていて思い出したことがあります。

当時わたしは実家住まいの中学生。

町は議会選挙まっさかりでした。

その夜のことは隣家に救急車が来たこともあり鮮明に覚えています。

わたしは小学生の弟とこたつに入り、
母がパートから戻るのを待っていました。

こたつの上には候補者のひとりが持参した包みがあります。

手に持った感じはウイスキーだったと思います。

本当はいけないことなんですが、
そのときはちょっと誇らしかったことを覚えています。

「すいませーん。呉羽吉人(仮名)でーす」

さきほどの候補者です。

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お盆に帰省したとき、飼い犬が死んだ。

けっこうな老犬だった。

この犬とおれははっきり言って仲が悪かった。

おれが小学4年か5年のときだ。

散歩先の土手で一休みしていると、
そいつおれの頭に飛びかかってきやがった。

最初は野球帽にじゃれついているのかと思ったが、
脱いでも執拗に飛びかかってくる。

怖くなったおれはその日を境に散歩当番をさぼるようになった。

だっこもしてやらない。

お手なんかもってのほか。

隙を見せると飛びかかってきやがる。

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