【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年11月



ひょんなことから彼と一緒に、
竹をつかった音楽ワークショップに明日参加することになった。

竹は各自持参のこと。

だそうなので、
夜に彼の家から私の家に向かう途中、
竹林に立ち寄っていただいていくことにした。

なんだかんだしていて、
もう真夜中をすぎてしまったが、
計画は実行しようと竹林に立ち寄った。

一応舗装してある細い抜け道のような車道を林に入ると、
とたんにあたりは車のライトがやけに強調されるほど真っ暗。

未舗装の小道を50m程入ったところで、
ここなら1、2本取ったって
誰の迷惑にもならないだろうと車を停めた。

懐中電灯という気の利いたものは持ってなかったので、
車のライトをつけたまま竹切りに専念した。

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京都の某国道を西に向かい坂を登ると、
旧街道とクロスする地点がある。

原チャリなどで走るとわかるが、
そこはなにやらヒヤッと空気が変わるのがわかる。

昔ならそのあたりはこの世とあちらの中間といったところだった...。

その竹林に囲まれた地点の出来事。

友人達が車を2台連ねて街から大学への帰り道、その国道を通り、
先行車はそのクロス地点の少し前に、
後続車が続いているのを確認していた。

そして大学に着き、先着組はとりあえず学食へ向かった。

しばらくして、

「あいつら(後続車)遅いやん。」

と一人が言った。

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年末から年明けにかけて、
俺は実家の在る群馬に戻って郵便局でバイトをしていた。

高校2年の時から長期休みの時は
必ずこの郵便局でバイトをしていたし、
田舎な事もあって、その郵便局の配達ルートを全て覚えていた。

そんな事もあって、局員には

「即戦力が来てくれた」

と喜ばれたが、今回初めて郵便局でバイトするという
高校生Sの引率を任されてしまった。

早い話が、2,3日一緒に配達して、
配達ルートを覚えさせろという事だ。

このS、かなりの御銚子者で、
俺とは直ぐに冗談を言い合える仲になった。

こいつが配る所は50ヶ所程度。

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ある日、深夜に高速をいわゆるそういうのが
「見える」先輩に家まで送ってもらっていた。

周りに車は一台もなかった。

そして普通に先輩が運転していると先輩が

「ここってなんかでるみたいだね」

「え?でるって・・・幽霊ってやつですか?」

「なんかそういう話を聞いたんだけどね・・・
あ・・・こういう話はやめようか・・・。」

「ん・・・なんでですか?
俺が怖がるとか思ってるんですか?
俺、大人ですよ?」

「いやそういうことじゃないんだ・・・
まあとにかくやめようよ ね?」

「はあ・・・。」

そしてそのまま沈黙が続き俺はラジオをつけた。

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俺は小学校に入るまでは広島の田舎の方に住んでいた。

その時に知り合い(仲良しではない)だった、
「サヨちゃん」の話をしよう。

俺の母方の実家は見渡す限り畑ばかりのド田舎で
幼稚園も保育園も無く、俺は母親と祖母とともに家で遊んでは
父親の帰りを待っている毎日で、退屈しきっていた。

近くの町に出かける時だけが楽しみで、
よくお決まりの公園に行っては
買い物をしている母親を待ちながら遊んでいたものだ。

ある日、公園に同じ歳くらいのかわいい女の子がいて、
一緒に遊ぶようになった。

その子は「サヨちゃん」といって、
この町に住んでるらしく、一人で遊びに来てるらしい。

黒いスカートと白いシャツを着たオカッパのかわいい子で、
俺はすぐに打ち解けて砂遊びを始めた。

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