【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2016年09月



私の通っていた小学校の裏手に、
雑木林に半ば埋もれているような神社がありました。

鬱蒼とした木立に囲まれている上、
校舎の陰になっているので昼間でも薄暗かったせいか、
そこでの思い出は常に曇り空の印象です。

そういえば真夏でも深閑として、
蝉の鳴き声とかもなかったような…。

私が低学年の頃にその神社の清掃を、
ボランティア活動の一つとして、
隔週で行っていたのですが、
いつの間にか行われなくなりました。

噂では、ある学年が、
その神社で記念写真を撮ったところ、
築庭の大石に見知らぬお婆さんがしがみつくように写っていて、
その写真を撮った日以来、
その学年の生徒や先生の身の回りに事故や不幸が多発したから、とか。

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神戸の震災があった年の話。

場所はボロアパート1階、自宅の浴室。

父が深夜2時まで続いた仕事を終えて帰宅し
寝ている家族を気遣いながら
のんびり風呂に浸かっていた時、
しずかな風呂場にかすかに人の声が聞こえる

子供のような女のような・・・

風呂に浸かりながら
風呂桶から体を乗り出して耳を澄ます・・・

「死にたくない・・・たすけて・・・死にたくない」

とはっきり聞こえる。

声の発信源は下から・・・・

毛髪が絡まる排水溝の穴から聞こえているのだ・・・・

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昔、警備員をしていた時の事。

俺は警備会社に入社早々、
ある区域の機械警備の担当をする事となった。

その日、昼間は先輩社員と警備対象となる数十もの建物の場所を車で巡回確認し、
夜間は待機所で警報信号に備える事になった。

その区域には機械警備と別に、
夜間巡回警備をする物件も3ケ所あり、
物件の一つにAという元病院だった建物があった。

先輩曰くそこは「出る」病院らしく、
霊感に強い人は絶対近づきたくないと言う場所だったらしい。

俺は確かにそれまで何度か幽霊を見たことはあるが、
普段は霊感なんて別に感じない人間だったので、
ありがちな話だ位にしか思わなかったし、
実際新入社員で覚える事が多くそれどころでも無かった。

その病院の巡回は夜間2回、
午後11時ごろと午前3時ごろの予定。

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小さな出来事なのですが、
私が中学校の時です。

違うクラスのOさんと友達になり、
学校から近い彼女の家に寄り道をしていく事になったのです。

古い平屋で、昭和50年代の横浜では
それほど珍しいものではありませんでした。

彼女の部屋に入る前に、
仏壇のある和室でジュースを出され、
Oさんが部屋を片づけるまでそこで待つことになり、
暫くその部屋を見回したりジュースを飲んだりしていました。

その時、ふと仏壇に置かれている
数枚の写真が目に入ったのです。

小さな写真立てに入れられたそれらは、
どの写真も数人が椅子に座って写っている記念写真のようでした。

背景には何も無く、
写真屋で撮ったとおぼしきものばかり。

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クラスメイトの藤原君はかなりおかしい。

そう気付いてから数週間が経った頃、
俺の学校には学園祭が近付いていて、
女子に命令されて衣装係になった俺と藤原君は
学園祭の準備の為に居残りをし、
せっせと針仕事を頑張っていた。

藤原君はブツブツ文句を言っていたが、
やはり女子の命令には逆らえないらしく衣装を縫っている。

そのうちにあたりは真っ暗になり、
時計は夜9時を指していた。

「そろそろ帰ろうか」

衣装も大分出来上がり、
時間も時間なので俺は藤原君に声を掛けた。

だが藤原君はニタリと笑うと、

「キミはほんとに馬鹿だな」

と暴言を吐いた。

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