一年生の頃、女の子しか友達がいなくて、
その子ともいつも一緒ってわけでも無かった。
そんな時俺は校舎の一階の探検によく出かけてて、
何時の間にか擁護学級の子と友達になってた。
擁護学級の教室があるのは一番古い校舎の一番奥で、
校舎は全体からすれば真ん中何だけど端が行き止まりで
擁護学級と図書室ぐらいしかないせいか
人が殆ど居ない上にやたらと暗くて怖いけど好きだった。
コンクリート造っていうより
石でできてる感じがするゴツゴツした壁や、階段。
磨り減って滑らかになった手すりが好きで、
その校舎は二階にも行けた。
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