【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2017年11月



一年生の頃、女の子しか友達がいなくて、
その子ともいつも一緒ってわけでも無かった。

そんな時俺は校舎の一階の探検によく出かけてて、
何時の間にか擁護学級の子と友達になってた。

擁護学級の教室があるのは一番古い校舎の一番奥で、
校舎は全体からすれば真ん中何だけど端が行き止まりで
擁護学級と図書室ぐらいしかないせいか
人が殆ど居ない上にやたらと暗くて怖いけど好きだった。

コンクリート造っていうより
石でできてる感じがするゴツゴツした壁や、階段。

磨り減って滑らかになった手すりが好きで、
その校舎は二階にも行けた。

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零感な私ですが唯一の怖い体験を、
どうか聴いていただけませんでしょうか。

私は去年まで、
親の脛をかじる貧乏学生でした。

しかも実家から離れていて、
アルバイトもろくに出来ないくらい厳しい学業生活の二重苦。

恥ずかしながら、
骨までバリバリむしゃむしゃな気合いの入った脛かじりでした。

余分なお金などありゃしません。

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大学生のときに、
変な夢を見た。

鉄格子の薄暗い
牢獄のような所に閉じ込められていた。

十畳ほどの部屋に、
男女併せて二十人くらいの日本人がひしめきあってた。

みんな同じ無地の白Tシャツに黒い短パン姿で、
さながら本当の囚人のような気持ちがした。

夢だという自覚は持っていたが、
ちょっと試しに隣の男に話しかけてみた。

意外なことに普通に会話ができた。

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「道を教えて下さい」

夕方の路地でそう話し掛けてきたのは
背の高い女だった。

足が異様に細くバランスが取れないのか
ぷるぷると震えている。

同じように手も木の枝のように細く、
真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。

はあはぁと
何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、
僕に聞いているはずなのに
視線はまったく違う方向を向いている。

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ある日の夜、普段なら出不精の私が
新しく買ったスマートフォンに付いていた万歩計機能を使いたいというのもあって、
散歩に出かけることにしました。

散歩とは言っても、
本当に家から5km圏内をダラダラと歩くだけ。

私の住んでいるところは住宅地だったため、
基本的に道は舗装されていて明るいのですが、
その日は住宅地から少し脇にそれた田んぼのある通りを
散歩コースにすることにしました。

季節はお盆をすぎたころで、
夜風も少しひんやりとしていましたし、
すれ違う人も少なく、
快適な散歩コースでした。

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