【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2020年08月



友人の話。

深夜、
漁港の突堤で釣りをしていた時のことだ。

普段なら同好の志が五、六名はいるものなのだが、
その夜は彼一人だけだったらしい。

「独り占め、独り占め」

そうポジティブなことを考えながら竿を振っていると、
どこからか声が聞こえてきた。

女性の泣き声のようだ。

突堤の端を見やると、
何やら白い影が蹲っている。

しゃがみ込んで、
両手に顔を埋めていた。

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同級生の話。

学生時代、
彼は頻繁に引っ越しを繰り返していた。

よほど居を移るのが好きなのだなと思っていたが、
どうもそうではなかったらしい。

引っ越しの話題になった時、
彼はおかしなことを宣った。

「大学生になって、
一人暮らしを始めてからなんだけどね。
俺って、見えない女に取り憑かれたみたいなんだ」

初めは夜寝ていると、
いきなり足首がギュッと強く掴まれたのだという。

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私が関西にいた頃、
行きつけの飲み屋さんで
某大手私鉄の運転手さんと仲良くなった。

その人から聞いた話である。

列車には、
車と同じように車両毎に異なった番号が付けられる。

関西では4桁が基本らしく、
古い物から1000→2000→3000とタイプ別に付けられるらしい。

これが俗にいう『○○系』という訳だ。

そして更に、
ある決まりがあるという。

その決まりとは、
3000の次は5000になるという事だ。

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元同僚の話。

仕事の元請先に誘われて、
温泉旅行に出かけたのだという。

温泉と料理を一頻り堪能して

「さぁ寝るか」

という頃、
仲居さんに声を掛けられた。

「お休みになる前にマッサージはいかがですか?
ここにはとびきり腕の良い按摩士がいますよ」

彼は肩凝りが酷く、
それが原因での偏頭痛にも悩まされていた。

それを仕事仲間に零しているのを、
どうやら仲居さんに聞かれたらしい。

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山は身近な異界と言うけれど、
確かに山登りをしていると、
たまに妙な出来事に遭遇する。

「こんにちはー」

向こうからやってきた男性は朗らかに挨拶し、
笑顔で会釈してきた。

こちらもぺこりと頭を下げる。

「この先に行かれるんですか?」

「の、予定です」

「そうですか。
この先には『扇岩』ってのがあって、
それを目印にして左に曲がるんですが、
その手前によく似た『偽扇岩』っていうのがあるので、
間違えないよう気をつけてください」

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