私が小学校に上がる前に見た夢の話なんですが、
ずっと何となく覚えています、

その夢は御葬式の夢で、
私は当時5歳位のはずなんですが
カナリ目線が高いんです、

周りには喪服を着てる人が沢山居て泣いてます、

そして棺桶が目の前に運ばれて来て、
亡くなった方の顔の横に花を置きました。

この続きもあった様な気がするんですが、
忘れてしまったのか、元々ないのか…

夢に出てきた人たちの顔も
ハッキリは覚えていません…

そんな事を気にはしていたんですが、
常に考えてる訳ではなく記憶の片隅にある。
といった感じでずっとすごしてました。

そして今から一年程前、
親戚のお爺さんの御葬式がありました、

そのお爺さんはあんまり会うことは無かったけど、
すごく優しくて好きでした。

御葬式は普通で別に変わった事も無かったですが、
時間が経つにつれて何ともいえない胸騒ぎがして、
ずっとその原因を考えてました…

「あぁ、あの夢と同じだ!(心の中)」

分かったと同時に夢の続きか思い出せそうになり、
考えてはみたんですが
[何か良くない事が起こる]
って感じしか掴めなくて、諦めようとした時…

隣に居た兄がボソっと

『おぉ、夢と同じ…。』

驚きました。

式はその後も夢と同じように進み、
花を置くところも完璧に一致しました。

式が一段落して兄に夢の事を聞きました、
やはり同じ夢を見ていたようです、

一番気になっていた続きを兄は覚えていました。

私「俺が覚えてるのはココまでなんだけど、兄貴覚えてる?」

兄『あぁ、つーかこの先の方が良く覚えてるわ』

私「どうなるん?何か悪い事があるって感じしか分からないんよ」

兄『多分火葬場に向かう途中だと思う…事故にあう。で、死ぬはず。』

私「なるほど、そーゆうパターンか…」

兄『とにかく行かないほうが良さげだな?』

私「だな」

その後両親を説得して
火葬場には行かなかったので何も起きてません。

予言(?)にしてはずいぶんと前からしたもんですね…。

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