超霊感の強い俺が出会った凄い人の話

俺は生まれつき霊感が強くて、
小さいころから色んな経験してる。

ただ、家系的な物らしくて母親や兄弟も強くて
1人で悩むってことはなく
親兄弟に相談しながら対処してた。

そんな俺も社会人になって数年たつけど、
出向する事になった時に
出会った女性(以下Aさんとします)が衝撃的だった

俺よりも年上でバリバリ仕事こなすAさんなんだけど、
冗談とかも言えて
頼れるおねーさんって感じだった。

出向先では仕事の関係上、
外回りなんかもAさんと良く出かけてた。

外をで歩くと
ちょこちょこ霊と呼ばれる存在を見かけることはあった。

ただ無視すればほぼ害はないし、
俺も普段は気にしないように生活してる。

ただ気が付いたんだけど、
Aさんと外回りしてる時は全くていいほど
霊を見かけることがないことに気が付いた。

だから普通にAさんのお陰なのかなって思った。

人によってはいるんだよね、
霊を寄せ付けない人。

多分Aさんはそういう人なんだろうなって。

ただ確信は無かったんだよね。

そんなある日、
決定的な出来事があった。

いつものように外回りをしていた時、
その時は飛び込み営業をしていた。

普段はお得意さん周りをするんだけど、
新しい取引先を増やすことも必要だからって。

お昼を食べて午後の飛び込み営業の1カ所目は、
あからさまに嫌な感じのするビルだった。

ビル自体が暗いというか重いというか、
全体的にいやーな感じが凄くする。

俺は長年の経験から、
この中には入りたくないなーって思ったけど
仕事だから気合を入れて入ることにした。

営業の説明など話はAさんがメインで行ってくれて、
俺はサポート側に回った。

仕事の話をしている最中でもずっと暗いし重いし、
本当に居心地の悪い会社だった。

また担当してくれた男性も感じが悪くて、
ずっとつっかかってくる感じの話し方。

失礼な人だなと感じてたし、
仕事上契約は無理だってのもわかってた。

そしたら担当の男性が突然Aさんが持っている資料を持つと、
俺たちに向かって資料を投げてきたんだ。

上から投げるのではなく、
軽く放り投げる程度で

「こんな物いらねーよ」

って感じ。

次の瞬間Aさんが大きな声で

「やめてください!」

声と同時に
Aさんから眩しい光がパッて光って
俺びっくりした。

それと同時に回り
全体の暗く重い感じがスーッとなくなってった。

俺びっくりした。

今まで全体が見渡せないくらい暗かったのに、
スッキリと洗濯されたみたいに
見渡せるほど明るくなったから。

そのあとはAさんが担当者に

「仕事に対して誠意がない会社とは、
こちらから願い下げです!」

と伝えてその会社はあとにした。

Aさんは照れながらみっともない所見せちゃったね、
ごめんねって誤られた。

その顔は照れながらも優しい笑顔で、
身体全体がぽわーって光ってた。

Aさんが霊を弾き飛ばす力があるのは本当だろうけど、
それ以上に人として
綺麗な人なんだなって思った。

今は出向も終わって自社にもどってるけど、
今でもAさんほど霊を弾き飛ばす力をもって
凄く人として中が綺麗な人を見たことがない。

元気にしてるかな、
ちょっと会いたくなった。

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