夜中、コンビニに行こうと思い道を歩いていると
前から車の光と急ブレーキの音

そして凄い衝撃を受けたところで
僕の意識は途切れました

目を覚ますと病室のベッドの上に寝ていたので

事故ったんだな

と思いベッドから起き上がって、
誰かいないかと部屋を出ました

従兄弟の家族が近くに住んでいたので
駆けつけてくれてたようで
近づいて声をかけたんですが気づいてくれません

おかしいな~とか思って少し焦ってたんですが
従兄弟の家族は僕に気づかないまま家族で話してました

その会話を聞いていたら

明日の仕事は休まないといけないな

とか、
初めはよくわからず聞いていたんですが

お金はどれくらい包めばいいだろ?

とか

まだ若いのにかわいそう。

とか

黒い服用意しときなさいよ

など言ってるのを聞いて
ようやく何の話しをしてるか理解できました

僕の葬式の話しをしていたんです

なぜか慌てて部屋に逃げ帰ってしまったんですが、
そこで見た光景に絶句しました

僕がベッドに寝ているのです

ドラマとかでくらいしか見たことのない機械を
たくさんつけられていました

幽体離脱したんだと理解した僕は
慌てて体に重なりました

次に目覚めたのは朝でした

なんとか助かったのですが
一時は危険な状態だったらしいです

でも本当に怖かったのは
事故ではなくまだ死んでないのに
死んだ時の話しをしていた従兄弟の家族でした

人ってこんなに残酷だって思ったのは初めてでした

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