【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



ウチのじじ犬オンリーだけど、
俺は夢で犬と会話できるっぽい。

じじ犬と同じ部屋で寝てると、
大概じじ犬と喋ってる気がする。

「若いの、女はまだ出来んのか?」

「うるさいよじーさん。去勢されとる奴に言われたかないわ」

「やかましい。お前に種無しになる辛さが分かるか」

「知らんね」

「なら教えてやるわ」

「まぁ待て落ちつけじじい」

「お、宅配便がきおったぞ」

「マジで?起きるわ」

これが一番新しい会話。一昨日の。

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高校のとき、友達に柔道部の奴がいて、
よく繁華街で喧嘩して警察の世話になっていた。

そいつは185センチで100キロっていう、典型的な大男。
名前はA。

性格は温厚で意外と気弱。
気は優しくて力持ち。
いや優しすぎる。

間違っても一般人に手を出す気性じゃない。

けど、そいつは何度も喧嘩して相手に怪我を負わせても、
停学や裁判になった事はない。

それは何故か?

答えは、喧嘩の相手が全員犯罪者(又は指名手配)だったから。

一度だけ、現場を見てしまった。

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知り合いの話。

一人で山に登った帰り道でのこと。

いつの間にか、ブツブツと呟く声が、
後ろの繁みから聞こえてきた。

身を硬くして振り返ると、
繁みの切れ目から一匹、
猿に似たものが姿を現した。

大きさや姿形は猿そのものだが、
その顔は壮年の男のものだった。

まるで人間のように、
背中を伸ばして歩いていたという。

驚愕している彼の耳に、
それの呟きが聞こえてきた。

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