【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



昭和初期の登山家で、
加藤文太郎(だったかな)という人物がいた。

この男の特技は、雪の中でも熟睡できる事で、
通常なら凍死確実な状況で雪に埋もれながら一晩ぐっすり眠り、
翌朝何事もなく歩き始める事だった。

実際、
彼が寝ている現場を通りかかったある大学のパーティは、
いきなり間近の雪が膨れ上がり、
中から人が起き上がってきたのを見て、
腰が抜けるほど驚いたそうだ。

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これは私が、
いや、正確には母が
半年前から9月の終わりごろまでに経験した話。

今年の7月某日、もろもろの事情で、
私は結婚を前に実家へ一度帰省するため、
アパートから引越しすることになりました。

父は仕事の繁忙期でこれませんでしたが、
母が有給をもらって代わりに来てくれました。

母は去年から体の調子が芳しくなかったのですが、
とにかく外で遊ぶのが大好きな人で、
今年の5月にトルコ旅行なんぞに行くような、
本当に活力あふれる虚弱体質の人です。

さらにいうなら、
何もないような場所でよく転ぶ、
おっちょこちょいな人でもあります。

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一年半年くらい前に今のアパートに引っ越してきたんだが、
住み始めて二週間目くらいから、寝ている時に

「タッタッタッ」

と、何かが部屋の中で動く音が聞こえてくるようになった。

初めは怖くて布団の中でガクブルしていたが、
それが三日、四日と続くにつれてだんだん腹が立ってきた。

五日目も夜中の二時過ぎに音が鳴り出したので、
とうとうブチ切れた俺は、布団から飛び起きて見てみると、
無表情でひげダンスを踊っている細面のおじさんの霊だった。

頭にきて枕元に置いてあった携帯を投げつけ、

「毎晩うるせーんだよ!
しかもひげダンスっていつの時代よ!ふざけんな!!!」

と叫ぶと、
おじさんは驚いた顔をして消えていった。

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