【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



私が小学生の時の体育館の倉庫天井に
直径1m位の大きな穴があったんです。

築25周年と言えど、
何回も改装したりして凄く綺麗な学校だったので
その穴だけが気がかりでした
(学校側に直す様子はありませんでした)

生徒たちはそれを
「パープルワールド」
とか言ってたみたいでした。

意味は分かりませんが、
ただかっこいいからとかそんな理由だと思います。

私は好奇心旺盛な子でその穴が気になり、
体育館清掃当番の時
班の子数名でその穴に
全部で4本ある回転箒のうちの一本を突っ込んでみたのです。

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7歳の時に、
兄弟が習ってた剣道の道場へ連れていかれた。

家で留守番させとくのは心配だったんだろう、
でも子供なのですぐに退屈してぐずった。

すると母が
敷地の中でなら自由にしていい
と言うので、外に出た。

見学の子は自分だけだったので、
一人で道場の周りを散歩した。

夏だったので
蝉がやかましく、暑い。

背丈の三倍はある生垣に囲まれた道場は狭くはないが、
道場と道場主の小さな家があるだけで、
珍しいものもなくすぐに飽きた。

でも中に戻って正座をして待つのも嫌だから、
道場の裏手にあたる敷地の北側で
ぼーっとすることにした。

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小学生の時、
その町ではある噂がまことしやかに囁かれていた。

それは、夜人気の無い道を歩いている時に
ビルとビルの隙間の前に立つと
その暗闇から細長い腕が伸びてきて引きずり込まれ、
二度と帰ってこれないというものだった。

振りほどこうにも
あちらの力はありえないほどに強く
助かったのは、
偶然服をつかまれて破れた人だけらしい。

「隙間さん」と呼ばれていたそれは、
始末が悪いことに特定の「隙間」からだけ出るものではなく
その町中で目撃情報が挙がっていた。

それ故当時俺たち小学生はびびりまくり、
中学生もびびりまくり
ヤンキーすら夜の町からいなくなるほどだった。

町がそんな噂で持ち切りだったある夏の日の夜

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