六本木のキャバで働いていた時の話。
従業員の女の子も黒服も割りと仲が良く
店もそれなりに忙しかった。
1年程その店に勤め、
六本木の違う店に移った。
仲のよい友達が働いていたせいもあり、
辞めてからもたまに店に顔を出しに行っていたのだが
ある時、あまり喋った事のなかった黒服Aが私に
「僕昇進したんですよ」
と言い
新しい肩書きの入った名刺をくれた。
あんまり親しくない私に言う程嬉しいんだろうなと思い
それを受け取って家に帰った。
それから半月程たって、
いつもの様に化粧をしている時
マスカラを塗っていて
思いっきり眼球を突いてしまった。
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