【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



私の実家は、戦後まもなく祖父が人から買ったもので、随分と古い家だった。

普段は箪笥などが置いてある6畳間には広い押し入れがあり、
ストーブや扇風機、客用の布団や衣装ケースなどが納められていた。

幼い頃、悪さした時などは良くそこへ閉じ込められたものだった。
最初の頃は、暗闇の恐怖と孤独感からか、私も本気で泣叫んでいたが、
成長するにつれ暗闇にも慣れてくると、あらかじめ隠しておいたキャラメルや
ミルキーなどの菓子を食べながら、布団にもたれて寝てしまい、
心配した母親が戸を開けるまで、眠りこけていることもしばしばだった。
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3年ほど前の事です。

当時、私は倉庫会社の配送担当をしていました。

その日は、仕事が終わってから仲間と一緒に飲みに行き、
その後2軒3軒と飲み歩くうちに、気が付くと終電は無くなっていました。

翌日は早朝から積み込みと配送があったので、
私は会社に泊まることにしました。

倉庫の横にある事務所の2階に休憩室があり、
早番や遅番のドライバーは、そこで仮眠を取ることが良くありました。

ただ、深夜には「出る」という噂があって、
そこで夜を明かす人はほとんどいませんでした。
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この話はわりと最近の話なんだけど、
既に引っ越して、だいぶ距離を稼いでいるので書き込んでみます。

その頃、俺が住んでいたのは東京と神奈川の県境にある町で、
駅周辺は賑やかなものの、
すこし駅を離れるといきなり寂しくなるっていう場所だった。

俺の住んでいたマンションは小さな山(丘かな)を造成して作った住宅街にあり、
通勤時は、鬼のような坂を上り下りしなければならなかった。

その日、俺は仕事の仲間と遅くまで飲み歩き、
マンションへと続く坂道を登り始めたのは、AM3:00近かったと思う。
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