N県の郡部で某製薬会社の
置き薬セールスをしていた男の話。
彼は学生時代から社交的な男でスポーツマン。
如才のなさが田舎の人にも受けて
けっこう良い成績を挙げていた。
ある日、彼がいつものようにセールスをしていて、
飛び込みで入った家は大きな旧家だった。
主は県立高校の教諭で主の父、母、奥さんの3人が
農業に従事しているという、
よくあるパターンの兼業農家。
ここぞ!と持ち前の如才なさを発揮して
彼は瞬く間に契約を取ったのだが、
妙に気に入られてしまって、
ついでに・・と主人の将棋にしばらく付き合う羽目になった。
そこにお茶を持ってその家の娘さんが入ってきた。
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