【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。



20年も前の話。

俺(当時小6)と弟の部屋には、スキー板とか鯉のぼりとか
普段使わない道具を仕舞ってある広めの押し入れ(?)があったんだ。

白熱電球も点くし普通なら小学生にとって絶好の秘密基地!になりそうなもんなんだが、
なんだか俺にはそこが異世界にでも繋がってるような薄気味悪い場所に感じられ、
よっぽどの用が無ければ入らないようにしてた。

で、ある晩。
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母親から聞いた話。

自分が生まれるずっと昔の話らしいんだけど、母方のじーちゃんは坊さんだった。

終戦後は坊さんの人数が足りなかったのか、
他の事情があったのかは今となっては分からないが、
元々住職してた茨城の寺の他に東京の寺も兼務(?)してた。

寺は無人には出来ないから、茨城の寺にはばーちゃんが、
東京の寺にはばーちゃんの母親(自分から見てひーばあ)が居る事で、
じーちゃんは茨城と東京を行ったり来たりしてた。

不思議な事があったのは東京の寺。
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漏れにはちょっと変な趣味があった。

その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出て
そこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。

いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。

遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、
それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。

だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から
視界に納めることができるようになってるわけね。
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