私がまだ幼かったころの話。
母方の親戚が祖母の家に集まった。
私は従兄弟たちと祖母の家でかくれんぼをして遊んでいた。
祖父母の家の二階には物置部屋があり、
その部屋の奥に高さ1メートル程の小さな扉があった。
その扉は頑丈な錠前がかけられていてた。
祖母にその扉のことを尋ねると、
扉の奥は納戸で、ずいぶん昔に鍵を無くしていらい開かずの間になったそうだ。
「どうせ中にはガラクタしかないからわざわざ開けるものねえ」と祖母は言っていた。
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母方の親戚が祖母の家に集まった。
私は従兄弟たちと祖母の家でかくれんぼをして遊んでいた。
祖父母の家の二階には物置部屋があり、
その部屋の奥に高さ1メートル程の小さな扉があった。
その扉は頑丈な錠前がかけられていてた。
祖母にその扉のことを尋ねると、
扉の奥は納戸で、ずいぶん昔に鍵を無くしていらい開かずの間になったそうだ。
「どうせ中にはガラクタしかないからわざわざ開けるものねえ」と祖母は言っていた。
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