中学生の頃の話なんだけど
深夜にふと目が覚めて、
寝たままドアの方を見たら開いていた。
閉め忘れたかな?と思っていると
髪の長い女の人が入ってきた。
寝ぼけてたから
「オカンかな?」
と思った。
その時は何故か幽霊とか
怖いとかいう発想はなかった。
それで俺の横に立って、
胸をペタペタ触るの。
オカンだと思いこんでたから
「布団直しに来てくれたんだ。優しいなあ」
なんて事考えてた。
しばらくして、ドアから出ていった。
ドア開けっぱなしにしていったので
「閉めてけよなあ」
とか思ってた。
んで、朝になるとドアはきちんと閉まってた。
それでオカンに
「夜中に布団直しに来てくれたでしょ?ありがと」
って言ったら
「ハァ?そんなことしてないよ?メンドクサイ・・」
って返事が返ってきた。
まあたぶん夢だと思うんだけどねえ・・
それからは見てないし。
というか俺はその幽霊?よりも
オカンの冷たい答えにゾッっとしたんだけどさあ・・
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コメント
コメント一覧 (9)
同室や病気で寝ていたのなら判るけどね
ゾッとした
オカンの冷たい言葉に
悪寒を感じたのか?
「なんだ母ちゃんかぁ」と思ってまた寝た。
朝起きてよく考えたら母親が布団を掛け直すことはあっても夜中に布団を捲るのはおかしいことに気付いて母親に聞いたら「さっき姉ちゃんも同じ事聞いてきたけど。そんなことしとらんよ」と怒られた。
姉貴とは今でもあの日布団は捲れたと確信している。
ウチのおかん、九尾の狐って云われてんだけど知ってる?
怒ると怖いんだぜ~