ばあちゃんは霊感が強く、
過去に二回ぐらい母の命を救ったそうな。

朝、

「今日は何かあるよ」

と、お経を自転車にした日、
1度目は通学中に土砂崩れに巻き込まれ、
2度目はトラックの転倒に巻き込まれた。
両方とも自転車は修理が効かないぐらい歪んだが、
なぜか母はかすり傷ひとつないという状態だった。

そのばあちゃんは、
目の前の国道で死んだ動物はすべて埋めてお経を上げていた。

このせいか、
トラックに跳ねられ内臓を出した犬や、頭がつぶれた猫が、
この足で?この怪我で?と思う状態で歩いて我が家の玄関にやってきた。

当然、
歩いたところは血が垂れていて、
何処ではねられたかわかる。

時には数百メートル離れたところから
我が家の玄関まで来て死んでいた。

玄関開けたら死んでいるんだから
びっくりすると思うだろうけど、
年に何度もあれば慣れて案外平気。

また掃除が大変に思うかもしれないけど、
血が染み付くことはまったく無かった。

そんな中、兄がいろいろあり
大阪の霊能力者にかかった時、
こちらが何か言う前に、

「あなたのおばあさんはものすごい量の動物霊に守られていて、
それらが家族も守っている。霊的な心配は無い」

と言われて終わったそうだ。

動物が来るのは、
ばあちゃんの体が悪くなり埋められなくなってからは
ピタッとこなくなった。

きちんとはねられた所で死んでいた。

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