40年程前の実話です。

私の実家のある山間の小さな村での、
少し気味の悪い出来事。

実家の近くの山中に○○○○苑と言う、
精神薄弱者の施設があるのですが、
そこの生徒がたまに脱走するんです。

はじめは先生がその辺りを探します。

探しても見つからない場合は、
地元の人と消防団が山狩りを決行。

そんな大事は2年に一度くらいで、
わりとすぐに見つかりました。

40年前の春頃の事。

一人の女生徒が脱走して行方不明に。

かなり大掛かりな山狩りが行われたにもかかわらず、
女生徒は一向に見つかりませんでした。

ところが半年後、
その女生徒は山中の林道で遺体となって発見されました。

死後2日程だったと思います。

そこで不思議なのは、
半年の間その女生徒は何処に居たのか?という事です。

それと、発見された時の服装は、
行方不明時の物とは明らかに違っていた事。

行方不明時には上下のトレーナー(施設の制服)だったのに、
発見された時にはブラウスにモンペ、エプロンだったそうです。

どこかで働かされていたのでは?との疑問もでましたが、
40年前当時その辺りには、
工事現場や作業所等全く無かったのです。

だいいち、
女生徒が発見された道から奥は、
集落はおろか小屋1軒無い山の中。
(道もその先数百メートルで無くなります)

女生徒の遺体を解剖した所、
胃の中には肉類など食事をしていた形跡があり、
体型も以前と全く変化が無い。(かなり太め)

彼女はこの半年間、
確実に『生活』をしていたと思われました。

ちなみに死因は、
心臓麻痺か凍死だったと…
(すみません。当時10歳くらいだったので覚えてないです)

その時、大人たちの間では

「サ○○があるのでは?」

とウワサになっていました。

その後警察も引っ込んでしまったこともあり、
サ○○説が有力に。

40年前とのコトもあり、
その出来事は私の妄想かなあと思っていたんですけど、
お盆に実家に里帰りした時、その話題を母にした所、

「そーゆーこともあったねぇ」

と言っていたので、
本当のことだったんだなあと納得しました。

私が記したサ○○は、
サ○カ+サ○チを合わせたようなものとお考え下さい。
(当時、大人たちがその様に言っていたと記憶しています)

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