中学一年生の頃の美術の授業で、
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な作品を解説するビデオを
観せられたことがあった。
一時間ほどの長いビデオだったから、
かなり印象に残っている。
そのビデオの中で
「モナ・リザ」
「最後の晩餐」
といった有名な作品に続いて、
四つん這いの裸の男たちが
狂ったように野原を駆け回っている絵が紹介されていた。
美術知識がなかった当時の俺は
「不気味だな」としか思わなかったけど、
大学で美術を専攻している今なら分かる。
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品に、
あんな絵は存在しない。
ただ、その絵の感想文を書いて先生に提出した記憶があるし、
同じく美術を専攻している当時からの友人もその絵のことを覚えていた。
あの絵はいったいなんだったのだろうか。
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コメント
コメント一覧 (8)
教師とはいえどそりゃおかしくなるよな。
自分の絵の感想をききたかったんだろうよ