昭和初期の登山家で、
加藤文太郎(だったかな)という人物がいた。
この男の特技は、雪の中でも熟睡できる事で、
通常なら凍死確実な状況で雪に埋もれながら一晩ぐっすり眠り、
翌朝何事もなく歩き始める事だった。
実際、
彼が寝ている現場を通りかかったある大学のパーティは、
いきなり間近の雪が膨れ上がり、
中から人が起き上がってきたのを見て、
腰が抜けるほど驚いたそうだ。
日本の山でいくつかのルートを切り開いた人物として、
登山愛好家の間では比較的よく知られた人物だ。
と、随分前に読んだ本に書かれていた。
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コメント
コメント一覧 (7)
加藤氏が雪の中から起き上がるのを目撃した大学のパーティ目線で、
洒落にならないという事を言いたいのかな?
土砂降りの雨でずぶ濡れになっても
体温で服がからりと乾いてしまう特技?の持ち主だった。風邪や肺炎とは無縁でうらやま。
歴史の人物紹介だった。
ドリフ8時だヨ全員集合母ちゃんコント(だったかな)の加藤茶太郎(加藤茶さん)を思い出した…